| ダイヤルゲージ JIS B 7503 : 1997 ( JIS / 日本工業規格抜粋 ) | 
  性能の測定方法 | 
|  番 号 | 
項 目 | 
測 定 方 法 | 
図 例 | 
測 定 用 具 | 
| 1 | 
指示誤差 | 
ダイヤルゲージのスピンドルを鉛直、かつ、下方にして保持し、ダイヤルゲージの目盛りの読みを基準にして次のとおり行う。基点から 2 回転までは 1/10 回転ずつ、5 回転までは 1/2 回転ずつ、5 回転以上は 1 回転ずつ、スピンドルを測定範囲の終点まで押し込み、そのままの状態からスピンドルを逆方向に戻しながら押し込み方向の測定時と同一測定点を測定して得られた両方向の誤差線図から求める。 | 
  | 
目量 0.001mm 及び目量 0.002mm で測定範囲が 2mm 以下のダイヤルゲージについては目量 0.5μm 以下、器差±1μmのマイクロメータヘッド又は測長器及び支持台。上記以外のダイヤルゲージについては目量 1μm 以下、器差±1μm のマイクロメータヘッド又は測長器及び支持台。 | 
| 2 | 
隣接誤差 | 
| 3 | 
戻り誤差 | 
| 4 | 
繰返し 精密度 | 
測定台上面に測定子を垂直に当て、測定範囲内の任意の位置で5 回スピンドルを急激及び緩やかに作動させたとき、各回の指示の差を求める。 | 
  | 
測定台指示台 | 
| 5 | 
測定力 | 
スピンドルを鉛直、かつ、下方に置いた姿勢でダイヤルゲージを保持し、スピンドルを上下各方向に連続的、かつ、徐々に移動させ、測定範囲の基点、中央及び終点の測定力を測定する。 | 
  | 
指示台上皿ばね式指示はかり( 目量 2g 以下 )又は力計 ( 感度 0.02N 以下 ) | 
  指示の許容誤差 | 
| 目量及び測定範囲0.01mm0.002mm0.001mm測定範囲10mm以下2mm以下2mmを超え10mm以下1mm以下1mmを超え2mm以下2mmを超え5mm以下戻り誤差 (μm)534334繰返し精密度 (μm)50.510.50.51指示誤差(μm)1/10 回転 *(1)8452.5451/2 回転±9±5±6±3±5±61 回転±10±6±7±4±6±72 回転±15±6±8±4±6±8全測定範囲±15±7±12±5±7±10注 *(1)隣接誤差    備考この表の値は、20℃におけるものとする。 | 
  指示誤差線図 |